私はもうすぐ逝ってしまう

 

 

 

でもその前にあなたたちに言いたい事があったの・・・・

 

 

 

 

あなたたちに会えてよかった。

 

 

 

 

 

アリガトウ・・・・

 

 

 

 

 

 

------------------one's last will and testament

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?何か考えこと?」

スマイルは不思議そうにの顔をのぞいた。

「ん?ちょっとねv」

は優しい笑顔でスマイルに答える。

 

 

 

 

 

 

私の命はあと少し・・・

 

 

 

人間とは不便な物なんだな・・・

 

 

 

消えてなくなったら・・・

 

 

 

みんな泣いてくれるかな?

 

 

 

忘れないでいてくれるかな?

 

 

 

 

 

それが言えずに私は…


だから…

ごめんね?







 

 

 

・ボケッと歩いていると危ないぞ?」

ユーリはに話しかける。

が、反応がない。

「・・・」

の顔をのぞくとは現実逃避の真っ最中だった。(考え事中)

仕方がないのでユーリはに抱きついた。(おいおい)

「うわぁ!!なになに?!」

「・・・やっと戻ってきたか・・・・」

「は?」

はユーリの言っている意味がわからず首をかしげた。

「何度も呼んだんだぞ?」

ユーリは半ば怒りながらいった。(実際は一回しか呼んでいない)

ごめんと苦笑するを見てユーリは不審に思いの額に手を当てた。

「秤ス!!ユーリ///」

「・・・熱はない様だが・・・元気がないな・・・」

「(顔近いって・・・///)そうかな?」

「ああ。どうかしたのか?」

「別に?なんでもないよ?」

「・・・本当だな?」

はこくんと頷き歩き出した。

実際本当に何もなかったのだが

ユーリの瞳が少し殺気混じっていたため

は苦笑したとはとてもいえなかった。

(言ったら何をされるかわからないため)

 

 

 

 

 

ありがとう・・・・

 

 

心配してくれてありがとう・・・・

 

 

私の苦しみ・・・

 

 

君の邪魔にならないかな?

 

 

邪魔にならないならいえるのに・・・・

 

 

 

 
でもきっと…





あなたを悲しませるだけだろうから…




私はそっと…
 

 

 

 

 

!どこ見て歩いてんだよ!」

ふと自分の体が浮くのがわかった。

「レ・・・レッシュ・・・?」

「その呼び方やめれ・・・」

聞きなれていない声の持ち主はの両腕をつかんでいた。

「どうしたのレッシュ・・・・」

「どうしたもこうしたもお前危ないんだよ・・・」

レッシュは下を向いていった。

「       !!」

はアカッシュの向いたほうを見て驚愕した。

そこは急な階段になっておりそのまま降りたら命はないと思えた。

「・・・助けてくれてありがとう・・・」

「どーいたしまして・・・」

ムスッとしながらレッシュはある一点の方を見ていた。

そこにはクォーリとミスマがいた。

「・・・に何もしてないよね?」

ミスマが怒りながらレッシュに問う。

「してねぇよ・・・」

「してないならそんなムスッとしなくてもいいんじゃないの?」

「んだと?」

「・・・ミス・・・アカ・・・」

クォーリはとてつもない低い声でレッシュとミスマを呼んだ。

レッシュはの腕を握ったまま

ミスマはキユリの隣にいたまま

そしてはレッシュに腕を握られたままキユリのほうを見た。

「こんなところにいないでさっさとユーリの城に行くか・・・?」

「「「                              !!!!」」」

そのときのクォーリの笑顔はおそろしいものだったと後に通行人Kは語った。

 

 

 

 

 

あなたたちといるととっても心が安心する・・・・

 

 

 

幸せなんだね?私・・・

 

 

 

 

ありがとう・・・・

 

 

 

 

ありがとう・・・・

 

 

 

 

けんかをたくさん見せてくれて…


たくさん心配したけど… 



でも…楽しかったよ?




 

 

 

 

 

・・・?」

先ほどまで隣にいたがいない。

アッシュは辺りを見回した。

が、の姿はなく静けさが漂っていた。

!!どこっすか!?」

城中を探したがどこにもいなかった。

「アッシュ!!がいないんだ!!」

スマイルがものすごい勢いで部屋の中に入ってきた。

「え?」

「だぁかぁら!さっきまで一緒にいたがいないの!!」

「さっきまでなら私と一緒にいたが?」

「俺らとも一緒にいたぜ?」

スマイルとアッシュはその言葉を聞き後ろを振り返った。

「ユーリにアカッシュ・・・・その話ホントっスか?」

アッシュは自分もさっきまで一緒にいたことを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃ・・・・は消えたの?」

「そーゆーことになるね。」

 

 

 

 

 

 

あの後がどこに行ったかで話し合っていたところ

MZDがユーリの城を訪ねてきた。

 

 

 

は元いた世界に戻った』

 

 

 

最初は僕らも耳を疑った。

はこの世界の人じゃなかった・・・・

何言ってんの?とか思った。

でもMZDは淡々とはなし始めた。

 

 

 

の世界では俺たちは空想の産物だ』

 

 

 

の世界には俺たちはいけない』

 

 

 

のことは忘れろ』

 

 

 




「じゃないと辛いだけだぜ?」




 

忘れられないまま時はたった・・・・

あれから一回もにあってないしはいない。

アッシュはの部屋をきれいに何もない状態にした。

それをユーリも僕もクォーリたちも止めなかった。

だってずっとそのままだったらもっと辛いでしょ?

だから皆で全部片付けたんだ。

そしたら遺書が出てきた。

それを読んで僕らは泣くことしかできなかった・・・

みんなみんな泣いた・・・・

みんな同じ想いを抱いて・・・・・


 

 

 

・・・・愛してるよ・・・・

 

 

 

 

 

 

 



                 みんなへ

 

今までわかんなかったんだけど、時が経つにつれわかってきたことがたくさんあった。

その中のひとつは私がこの世界の人間じゃないってこと・・・

初めてわかったのは去年の5月・・・・

手が透けていくのを見てから・・・・

最初はなんとも思ってなかったんだけどね・・・

それがどんどんすごくなっていって

MZDに聞いたらこの世界の人間じゃないって・・・・

MZDもびっくりしてたからわかんなかったんだね。

だからもうすぐ私が消えても・・・

忘れないでね?

わたし・・・

みんなのこと大好きだから・・・
夢だなんて・・・
思いたくないから・・・・
 

 

 

                                             From:

 

 

 

 

 

 

 

ー?ごはんできたわよー?」

「はーい。今行くからー」

目が覚めたとき、私は元の世界に戻っていた。

「全部・・・夢だったのか・・・・」

がっかりした・・・すごくがっかりした・・・

大好きな人もできて、すごくすごく幸せで・・・

なのにそれは全部夢で・・・

涙が出た・・・

夢だと思いたくなかったのに…


本当に死んでしまえばよかった…のに…



「?」



ポケットに手を入れたら何か入っていた。

 

「 ・ ・ ・ 」

中に入っていたのはユーリの十字架のネックレス・スマのピアス・アッシュの気合の・・・

ああ・・・夢じゃなかったんだ・・・

「・・・また行ける・・・かな」

 

 

 

 

  

彼の…







元へ…
 

 

 








 

Fin

 

 

 

はい・一番書きたくて書きたくなかったドリーム。

これこそ本当の夢の話っすネ(苦笑)

いや〜・・・なんかもう・・・寂しすぎる話ですね・・・

暗すぎ・・・・そして分けわかんなすぎ・・・・

逝ってきます・・

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